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『バーチャルyoutuber年表』黎明期からブームまでVtuberの歴史について

最近ネットで話題になることが多いバーチャルyoutuber(以下Vtuber)。

しかし、

「聞いたことはあるけど、ちゃんと動画を見たことはない」
「最近になってハマったけど、今までの経緯が分からない」
「どうしてこんなに流行ってるの?誕生した経緯は?」

なんて思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はVtuberに関する大雑把な歴史を黎明期からブームまで、年表形式で紹介したいと思います。

注意
なお、この記事では便宜上「バーチャルVtuber(Vtuber)」という言葉を各所で使用していますが、Vtuberという単語が生まれたのはキズナアイさんが活動を開始してからであり、それ以前に類似の活動をしている人は必ずしも現在におけるVtuberの定義に当てはまらないことがあります。

Vtuber黎明期

最古のVtuberと言われる「Ami Yamamoto」(2011)

キャラクターがyoutubeで動画投稿を行う、いわゆるVtuber的活動をした最初のキャラクターと言われているのが「Ami Yamamoto」さんです。

彼女は海外で「Virtual Vlogger(バチャルブロガー)」と呼ばれています。

「Vlogger」は「video(ビデオ)」で「blog(ブログ)」を行なっている人という意味で、手前に「Virtual(仮想の)」という単語がつくことから、Vtuberと似たような意味合いだと思われます。

彼女が初めて動画を投稿したのは2011年6月、なんと今から約7年前も前に活動を開始しています。

それにもかかわらず、ピクサー映画のような綺麗な3Dモデルでできていたり、現実世界のなかで車を運転する動画を投稿していたりと、技術力が非常に高いことが伺えます。

ちなみに彼女はロンドン在住の日本人らしく、普段は英語で投稿しているものの、たまに日本語でも投稿します。

Vtuber発展期

アンドロイドお天気お姉さん「ウェザーロイド・アイリ(ポン子)」(2014)

ウェザーロイド・アイリさんはYoutuberではありませんが、彼女も早い段階でVtuber的活動を始めた一人です。

正式名称は「WEATHEROID Typy A Airi(ウェザーロイド・タイプエー・アイリ)」

ウェザーニュース社によるお天気生番組「SOLiVE24」の一部のコーナーで2014年から活動していますが、最近のVtuberブームに伴い、さらに注目が集まるようになりました。

放送ではよくハプニングを起こし、頻繁に放送事故になることから、ポンコツなアンドロイド認定され「ポン子」の愛称で親しまれています。

ミライアカリプロジェクトの前身「アニメ娘エイレーン」(2014)

ミライアカリの前身である「アニメ娘エイレーン」さんが活動を開始したのも2014年です。

彼女は二次元の動くアニメ絵で声は音声合成ソフトを使用し、配信を行っています。

活動初期は海外の動画を紹介することが多かったですが、徐々にオリジナルの内容へとシフト。

口が悪く、下ネタの多い過激な内容から注目を集めはじめ、チャンネル登録者数も10万人を超える規模に成長しました。

そして、彼女のチャンネルは2017年10月に活動方針を大きく転換、チャンネル名と主役を変更し、自身は裏方に回ることを決意、後の「Mirai Akari project(ミライアカリプロジェクト)」となっていきます。

ニコ生主「みゅみゅ」活動開始(2014)

みゅみゅさんはニコニコ動画の「みゅみゅちゃんねる」で開始しているニコ生主です。

非常に技術力が高いことで知られ、2014年頃からMMDモデルを使用した配信を行っていました。

2016年から2017年にかけてVR系の動画の配信を活発に行っており、2017年12月に盛り上がりを見せ始めたVtuberブームの影響で、似たような活動を行っていたみゅみゅさんにも注目が集まるように、

Youtubeにもチャンネルを持っていますが、本人はVtuberを自称しておらず、生放送をより楽しくする活動の結果として今があるようです。

Vtuber確立期

キズナアイ誕生(2016.12)

2016年12月、ついにキズナアイさんが誕生します。

初期の頃から週5ペースで動画投稿をはじめ、動画本数は最初の1ヶ月で20本以上、チャンネル登録者数も1000人ほどつきました。

2017年の1月頃には日本のファンがキズナアイの動画に英語字幕をつけ始め、これを機に2017年2月頃には海外での認知も広がり始めます。

最初に海外での人気に火がついたのは韓国で、ハングル字幕の入ったキズナアイさんの動画が、韓国の動画共有サービス「TVple」に転載されたり、韓国に置けるwikipedia的なサイトにキズナアイさんの記事が公開されたりしました。

しかし、ここでキズナアイさんのチャンネルが凍結される事件が起こります。

2017年1月13日にアップした「A.I.Channel流・炭酸ジュース風呂」での「私、常に全裸みたいなものなんで」という発言が問題だったらしく、youtuberとしての活動を封じられ、バーチャルニートとして生活することに。

バーチャルニート中は出張所としてニコニコ動画に動画をアップしており、その際にあげた動画がエンタメカテゴリで1位を獲得するなど、この間も着実に日本人ファンは増加。

そして2月4日凍結が解除。

それが話題となるとともに、韓国での人気も合わさり、数千人だった登録者数は2週間ほどで約3万人にまで急成長しました。

2、3月には英語圏での匿名掲示板やFacebookで人気になり、海外での人気はさらに加速。

4月下旬にはチャンネル登録者数は50万に達しました。

その後も人気が人気を呼び12月には登録者数100万人突破、Vtuberの中でも他の追随を許さないほどの人気を獲得するまでになりました。

世界初男性バーチャルyoutuber「ばあちゃる」誕生(2017.8)

あまり知られていませんが、ばあちゃるさんはVtuberの中でも最古参の一人であり、キズナアイさんに続く2人目のVtuberです。

おそらく、ばあちゃるさんが自称している「世界初男性バーチャルYoutuber」も嘘ではないと思います。

しかし、誕生時期は早かったものの、この時期はVtuber界隈自体が今ほどの知名度がなく、再生数も伸び悩んだため、一度2017年9月末に活動を休止しています。

活動を再開したのはVtuber界隈が盛り上がりを見せ始めた2017年12月半ば、ツイッターで突如活動再開を宣言し、今に至ります。

なにかとぞんざいな扱いをされがちなばあちゃるさんですが、自身に対する雑な扱いを笑って受け入れる一方で、他のVtuberがトラブルに巻き込まれたときは率先して対応し、周囲には気遣いを欠かさない、非常に良き先輩です。

電脳少女シロ(シロイルカ)誕生(2017.8)

電脳少女シロさんも早い段階に活動を始めた一人です。

見た目はゆるふわで癒し系ボイスにもかかわらず、ゲーム実況動画では残忍なセリフや行動を嬉々として行い、話題を呼びました。

ハイテンションになるとイルカの鳴き声のような引き笑いや悲鳴を出すため、名前と掛け合わせて「シロイルカ」と呼ばれることもあります。

ばあちゃると同時期に活動を開始し、たびたび一緒に活動していることから、その関係性が話題になることがありますが、実は2人は同じ会社に所属しています。

シロさんの方は、ばあちゃるさんを「使い魔にも満たない男」など罵倒していますが、ばあちゃるさんの方は「子供の成長を喜ぶ親のような気持ち」で見ているとのことで、なんだかんだ良いコンビだと思います。

ミライアカリプロジェクト発足(2017.10)

2017年10月には、ミライアカリプロジェクトが発足し、ミライアカリさんが誕生します。

当初のVtuberの中では活動開始時期が早いとはいえなかったものの、登録者数10万人をこえる「エイレーン」のチャンネルを引き継いだこともあり、現在ではキズナアイ、輝夜月に次ぐ人気を誇ります。(エイレーンさんは企画役に転向)

明るい性格で、下ネタにも寛容なスタイル。

キャラクターデザインは初音ミクをデザインしたことで知られる「KEI」さん。

2018年4月9日に事務所「ENTUM」への所属を発表しました。

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん「ねこます」誕生(2017.11)

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんの「ねこます」さんは当初かなり特異な存在でした。

見た目は幼い狐娘であるにもかかわらず、声はおじさんで、ボイスチェンジャーなどは一切使用していません。

そのギャップが話題を呼び、人気を博しましたが、彼?彼女?の凄いところはギャップだけではありません。

若干メタ的な内容になってしまいますが、これまでに登場したVtuberのほとんどは企業や組織が背景にいました。

これはある意味当然のことで、Vtuberになるためには①3Dモデルを作り、②配信できる環境を作り、③企画し、④声を当て、⑤動画編集をしなければなりません。

これらを1人で行うためには多様なスキルを持っていなければならず、作業を複数人で分担する方が合理的な場合が多いです。

しかし、ねこますさんはこれらを一人で行った稀な例であり、「個人でも活動できる」ことを知らせ、新規Vtuberの参入を促した存在であるといえるでしょう。

輝夜月誕生(2017.12)

輝夜月さんは2017年の12月から活動を開始しました。

見た目から想像もつかない特徴的な声と、シラフとは思えないほどの異様に高いテンションで大量の中毒者(ファン)を生み出し、

活動開始からわずか3週間でチャンネル登録者数20万人を突破するなど、国内外の多くの人を驚愕させました。

その特徴的な声から「首絞めハム太郎」、酔っ払っているような話し方から「ストロングゼロの擬人化」といった異名を持ち、海外からは「コカ〇ンちゃん」と呼ばれたりもしています。

特技は「初対面の人の血液型を当てること」と「声真似」で、前者は外すことが多いものの、後者の声真似のクオリティは非常に高く、他のVtuberの声真似からツイッターの声真似など幅広くこなします。

現在では、キズナアイに次ぐ人気を誇ります。